
全国の神社を通し配られる
神宮のお神札「神宮大麻」、
正確な時を知る「神宮暦」
いい年でありますように。
神宮のお神札は「神宮大麻」と呼ばれ、新年お正月を迎える前には日本全国の神社を通してお配りしています。
古くから私たちの家庭では、神棚に神宮大麻と氏神様のお神札をお祀りし、神様に日々の感謝を捧げ、家族の幸せを祈ってきました。
神様を敬い、感謝を捧げることは親から子へ、子から孫へと受け継がれる「日本人の美しい心」です。神宮大麻と氏神様のお神札をお祀りすることは、その心を継承することであり、神棚は神様と家庭とを結ぶ絆なのです。
神宮大麻
神宮大麻は三種類あります。大きさにより御神徳が異なることはありませんので、神棚に適した大きさをお選びください。
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- 神宮大麻
- 縦24.5×横6.8cm

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- 神宮中大麻
- 縦25.0×横7.5cm

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- 神宮大大麻
- 縦30.5×横10.5cm

神宮のお神札は「神宮大麻」と呼ばれ、大麻とは「おおぬさ」とも読み、お祓いに用いる祭具を意味します。古くは伊勢の御師によって御祓大麻として配布してきましたが、明治天皇の思召により、国民が朝夕皇大神宮を敬拝するために神宮から全国各地にお頒ちすることになりました。
神宮大麻は節目ごとに様々な祭典を重ねて、皇室の弥栄、国家の安泰、各家庭の平安を祈りつつ一体一体丁重に奉製しています。お正月を迎える前には、新しい神宮大麻と共に、地域をお守り下さる氏神様、鎮守様のお神札を一緒にお祀りして、ご家庭の一年の無事と幸せを祈りましょう。
神宮暦
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- 神宮暦
- 日の出や満潮時刻など天体と気象に関する身近な情報や農事情報をまとめた暦です。

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- 神宮大暦
- 科学的データを基礎とし、日々の天体、気象の詳細値などをまとめた貴重な暦です。

暦は私たちが日常生活を送る上でなくてはならない存在です。古くより自然から豊かな恵みをいただくためには、日時や季節の移り変わりを正確に知り、農業や漁業の好機を捉えることが必要とされ、暦は大切にされてきました。
神宮の暦は、御師の配った伊勢暦の伝統を受け継ぎ、明治16年より迷信的記述を排除し、科学的情報のみを記述した我が国唯一の「正暦」として全国に頒布されました。暦の作成や販売が自由になった今日も、その心を受け継ぎ、科学的で実用的な暦として奉製し、神宮大麻とともに配っています。神宮暦は農林漁業関係者をはじめ、近年では家庭菜園やガーデニング等にも広く活用されています。
お問い合わせ先
神宮大麻と神宮暦の頒布について詳しくは、お近くの氏神様や各都道府県にある神社庁におたずねください。神社庁の連絡先は「神社本庁」のホームページより「神社本庁のご案内」>「神社庁一覧」をご覧ください。









