はじめての神宮

知る見るわかる、伊勢神宮知る編

伊勢神宮はどんなところ?
基本情報をわかりやすく紹介します。

01正式には神宮

伊勢神宮は一般的な呼び方
「お伊勢さん」として親しまれる
「日本人の心のふるさと」です

2つのお宮内宮ないくう外宮げくう

皇大神宮こうたいじんぐう(内宮ないくう)

2000年の歴史

御祭神
皇大神宮(こうたいじんぐう)
太陽にも例えられる天照大御神あまてらすおおみかみ皇室の御祖先の神
私たち日本人の総氏神

ご神体は三種の神器の一つである八咫鏡やたのかがみ

豊受大神宮とようけだいじんぐう(外宮げくう)

1500年の歴史

御祭神
豊受大神宮(とようけだいじんぐう)
天照大御神の
お食事を司る
豊受大御神とようけのおおみかみ衣食住、産業の守り神

「お伊勢参りは外宮から」がならわしです

皇大神宮が最も尊いお宮で
神宮の中心です

実は、神宮は125社の集合体

内宮‧外宮、14所の別宮、
43所の摂社、24所の末社、42所の所管社

天照大御神あまてらすおおみかみをおまつりする全国神社の中心

全国約8万社の神社の中で、
最大の聖域であり
格別のお宮として崇敬を集めています

どこにある?伊勢

三重県伊勢市
うまくに”と言われ山海の恵みが豊かで、
風光明媚な地域です

伊勢の海
伊勢の場所を示す日本地図

広大な自然神宮の森

伊勢市の約4分の1を占める神宮の森は、
東京の世田谷区とほぼ同じ面積

神宮の森

鳥のさえずり、
五十鈴川のせせらぎ、
木々の薫り・・・
神聖な空気に身も心も清められます

参道以外のエリアは立入禁止です

02神宮の神話歴史

長きにわたり語り継がれる
天照大御神の物語と
神宮の歴史を辿ります

神話天孫降臨てんそんこうりん

天照大御神は御孫ニニギノミコトに
三種の神器※を授け、
天上界から地上に降りて
治めるように命じられました

八咫鏡やたのかがみ・草薙剣・くさなぎのつるぎ八坂瓊勾玉やさかにのまがたま

歴史神宮の始まり

倭姫命(やまとひめのみこと)ご巡行の伝承地

倭姫命やまとひめのみことの旅

その後ふさわしい地を求めて
第11代垂仁天すいにん皇の皇女
倭姫命が各地を巡られ、
永遠のご鎮座地として
約2000年前に伊勢を選ばれました

歴史お伊勢参り

伊勢名所図絵

平安時代末期あたりから参拝者が増加江戸時代に入って
街道に宿泊施設・茶店などが整えられ、
誰でも安心して参宮できるように
なっていきます

03神に祈り、感謝を捧げる日本人

自然とともに暮らし、
2000年以上続く
稲作を中心とした営み

日本は瑞穂の国

水と生命の循環

天からの雨が川を巡り、また天へ昇る…
人々の生活や神宮の営みは、地球規模で
繰り返されている循環の中にあります

稲の実りとともに繰り返す神宮のお祭り

抜穂祭(ぬいぼさい)や神嘗祭(かんなめさい)など神宮のお祭り

年間のお祭りは約1500回お米をはじめとする穀物の豊かな実りや、
日本の安泰と皆さまの幸せを
お祈りしています

さらに詳しく知りたい方は

04- 知る編 -神宮QA

参拝の所要時間や
バリアフリーなどは
よくあるご質問」を
ご覧ください。

伊勢神宮の「ギモン」
お祭り・その他の「ギモン」

第六十三回神宮式年遷宮 20年に一度、天照大御神に新宮へお遷りいただくわが国最大のお祭りが始まります

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