瀧祭神
五十鈴川岸で川の神を祀る、
古い祭祀形態を残す所管社
五十鈴川の御手洗場の近くにあり、御垣と御門のみで社殿はなく、石畳に祀られています。五十鈴川の守り神として古くから大切に祀られ、内宮の所管社ながら、祭典は別宮に準じています。
伊勢では毎年8月1日(八朔)に五十鈴川で汲んだ水を瀧祭神にお供えし、家に持ち帰った後、神棚で無病息災を祈る風習があります。
五丈殿
雨天時の祭典でのお祓いや
遙祀を行うための建物
御酒殿・由貴御倉
内宮に供えられる神酒と、
神饌の神を祀る所管社
忌火屋殿・祓所
清浄な火などで調理して
神饌にする「神様の台所」
御贄調舎
豊受大御神を前にして、
御贄調理の儀式を行う場
御贄調舎は正宮の石段の下にあります。内宮の祭典の際、天照大御神の御饌都神である外宮の豊受大御神を前にして、神饌の鰒を調理する儀式が行われます。この行事は古く五十鈴川の中洲で行われていました。
御稲御倉
三節祭でお供えする
御稲を納める所管社
外幣殿
奉納品を納める
神明造の建物
かつて天皇以外の方から捧げられた品々を納めた建物。内宮は正宮御垣の外にありますが、外宮は御垣内にあります。
四至神
内宮神域の守り神を
お祀りする所管社
四至とは神域の四方を意味します。社殿や御垣はなく、石畳の上に祀られます。近年、手をかざす方がいますが、神様をお祀りする場所ですので「二拝、二拍手、一拝」の作法でお参りください。
御厩
内宮・外宮2頭づつ
神様の馬がいる場所
皇室から献上された神馬がいる場所。神馬は、毎月1日、11日、21日の8時頃、正宮にお参りします。尚、雨天時や神馬の体調によってはお参りしない場合があります。
参集殿
ご参拝される皆様の休憩所、
奉納舞台では様々な行事も
参拝者の休憩所です。中央には奉納舞台があり、能や狂言などの奉納行事が行われます。
大山祇神社・子安神社
神路山の神と安産子授けの
女神を祀る所管社
大山祇神社は、神路山の入口を守護する大山祇神をお祀りし、古くは山神社と呼ばれていました。子安神社は大山祇神の娘神である木華開耶姫命をお祀りし、伊勢の方々からは、安産、子授けの神として崇敬されています。大山祇神社も子安神社も共に内宮の所管社です。









